2009年06月25日
ゼロウェイスト運動
【ゼロ・ウェイスト運動】って分かります??
昨日は3Rについて、書き込みをさせて
頂きました。
ここ数年でリサイクルという考え方が浸透
しだして来ているとはいえ、逆にじゃぁ!
リサイクルさえすればいい!と言う考え方
を生む事もあるようです。
結果として【ごみ】自体は減量化へ向かう
のではなく、増え続けているのです。
結果として出た【ごみ】を何とかしようと言
うのでは、その状況を変える事が困難と
言う事で【ゼロ・ウェイスト(Zero Waste)】
の考え方が出てきています。
【ゼロ・ウェイスト(Zero Waste)】とは?
2020年という明確な目標年数を定めて
【ごみ】の発生量そのものを減らして行く
と言う考え方です。
昨日、お話をした【リデュース】(廃棄物
の発生抑制)と言う事と同じですね~!
【ゼロ・ウェイスト】の考え方では生産者
はその製造製品が不要になった時の事
も視野にいれ責任が追及されます。
具体的には使用後の【リユース】(再利
用)やリサイクル、処理費用の負担や
製品の回収なども求められてきます。
消費者は排出する【ごみ】の処分につい
て責任を持つこととなります。
行政は焼却中心の【ごみ処理】から製品
を生産者に返すシステムの構築が求め
られています。
こうした 【生産者・消費者・行政】の役割
の基盤が【ゼロ・ウェイスト】運動なので
す。
1996年にオーストラリアのキャンベラ市
で2010年までに【ごみ】をゼロにすると
いう【ゼロ・ウェイスト】が宣言され2003年
までになんと69%の【ごみ減量化】を達成
したそうであります。 すごい!!
日本でも徳島県上勝町で【ゼロ・ウェイスト】
が初めて宣言され34もの【ごみ分別】を
行い、現在約80%のリサイクル率を達成
しているようです! これも すごい!!
仕事においても 何においても やはり明確
な目標設定をして それに対して努力をして
いく事でこうした数値が出て来ているのでし
ょう!
昨日から引き続き【ごみ】と言うテーマでお届
けしましたが、こうした考え方が多くの地域
多くの人が意識する事が環境問題 最大の
解決方法ではないでしょうか!
まずは何でもいいから目標設定!して
その一歩を踏み出しましょう!!