2009年05月20日
段ボール
普段何気なく使っている【段ボール】。あまりにも
当たり前の様にあるので意識すらしていない
のではないでしょうか?
身の回りを見渡すと多くの【段ボール】に囲まれ
ている事に気づくでしょう。
そこで全農さんが出している【エプロン】と言う
小冊子の中から青果用に使用する【段ボール】
についての記事がありましたのでご紹介しま
しょう。
全てが同じに見える【段ボール】ですが【水分
の多い野菜】に使用するのが耐水・撥水加工
をした段ボール。
【長い形状の野菜】に使用するのが縦詰めの
段ボール。
【中に冷気を通す】ために使用するのが穴が
空いている段ボール。
【重い野菜】に使用するのが丈夫な作りの
段ボール。
【崩れやすい物、弱い物】に使用するのが
イチゴなどを宙づりにする事が出来る段ボール。
などなど青果で使用する【段ボール】だけでも
たくさんの種類があるのです。
知ってました???
ウィキペディア(Wikipedia)辞典によると・・・。
【段ボール】は19世紀のイギリスにおいて当時
流行していたシルクハットの内側の汗を吸い
取る為に開発されたそうです。
へ~!な・る・ほ・ど・・・。のちに包装資材として
利用されるようになったのはアメリカ合衆国に
おいてガラス製品の包装に使用されたのが始
まりだそうです。
ガラスとの繋がりがあったんですね~!
現在用いられている【段ボール】をつくり
日本において【段ボール】という言葉を作った
のはレンゴー株式会社創業者の井上貞治郎
(いのうえていじろう)氏でレンゴー株式会社
は現在でも段ボール・板紙の製造において業界
で首位の会社だそうです。
創業者の井上貞次郎氏は【きんとま哲学】を掲げ
ていて現在の企業理念になっているそうです。
【きんとま】とは?
【きん】がお金や金の様に固い石を表し
【と】は接続詞
【ま】は真心の真と 間を表しているそうです。
金鉄の意思を持ちタイミング・チャンス・商機
を逃さず。人・モノ・金と心を大切に経営をせよ
と言う意味だそうです。
【段ボール】と言う一つのものを調べるだけでも
色々な事が分るものです。
周りを見渡すと他にも普段は気がつかないけど
面白いものがたくさんあるかもしれません。。。
あっ!!そうそう!!
段ボールは原料の8割が古紙再生紙で
使用後もリサイクルされそのリサイクル率は
95%にもなり 資材としてはリサイくるの優等生
といった感じになっていますよ!!
すばらしい!!パチ!パチ!パチ!!
環境にやさしい包装資材【段ボール】
もっと関心をもちましょう!!