2009年03月30日
食育
【食育】ってなんでしょう?
色々と調べてみても【食育】に
関する考え方は色々あるようです。
それだけ奥が深いのだと思います。
食育基本法の中では【食育】を次の
ように定義しているようです。
生きるうえでの基本であって、知育・
徳育及び体育の基礎となるべきもの
様々な経験を通じて「食」に関する知識と
「食」を選択する力を習得し、健全な食
生活を実践することができる人間を
育てること ・・・・・。
ん~難しい・・・!!
奥は深いと思いますが簡単に言うと
【食】という人間が避けては通れない
テーマの中で正しい知識を身に着け
【食】について本来の意味やありがたさ
を見つめる教育ではないかと私は
思います。
【食】は人を良くすると書きますが
美味しいものをお腹いっぱい食べて
機嫌が悪くなる人はいないのでは。
琉球新報の記事にこんなのが紹介
沖縄県の北部に位置する名護市
その名護市立東江小学校(あがりえ)
の記事。
一年を続けて給食はすべて食べる
【給食ペロリ】運動を学校全体で続け
1年生~6年生までの全クラスで
100日以上の完食を達成したと
いうもの・・・。
すごい!!と思いたいところですが
違う見方をすれば【あたりまえ】で
なければいけません。
この取り組みをスタートしたのは
【世界の食糧事情】の資料やビデオに
よって世界には食べたくても食べる事が
困難な地域や家庭があることを知った
事がきっかけで まさに【食】について
のありがたさを知ったこと【食育】に
よっての効果でした。
そういうビデオなど資料を参考にする
事も重要だと思いますが・・・。
かつての沖縄も戦争に敗れ食うもの
食わず過ごしてきた時代があったの
だから・・・。わずか60年余りの
時間の中で【食】に対する考え方や
扱いが変わっている事に不安を覚えて
なりません。
今の時代で考えれば東江小学校の
【給食ペロリ】はすごいのでしょうが
この事実を凄いと言わざる得ないこの
日本の現状を見直さなければ【しっぺ返し】
がくると思います。
普通の乳牛は白黒模様をイメージするのは
当然ですが、ある施設で小学生が見学した
時の話で茶色い牛を見て
【これがコーヒー牛乳の牛か】と真剣に話して
いたそうです。
また、スーパーには料理しやすいように
並んでいる魚の切り身をみて【これが魚】
で切り身が泳いでいると思っていたとか
信じられないような事があるのです・・・。
もう一度【食育】について真剣に考え
なければ!と思うのは私だけなのでしょうか??