2008年12月20日
もずく
さて皆さんもずくと聞くと何を
思い浮かべるでしょうか?
一躍有名になった【フコイダン】
天然の抗がん剤という事で
そのフコイダンを多く含むもの
モズクが知られていますが
もずくの名前の由来をご存じでしょうか?
日本には大きく分けると
糸モズクと太もズクがあり
糸モズクが海藻について育つ事から
藻がつく→もずくとなったようです。
でも食されているほとんどのモズクは
太モズクで養殖網について育ちます。
そのシェアの90%が沖縄や奄美の
琉球列島が占めているそうです。
そんな中で、昨日の沖縄タイムスの記事で
こんな記事が掲載されていました。
近年沖縄の中城湾の水質悪化が
湾南側に位置する知念半島の
モズク養殖業者に深刻な影響を
与えてるというのです。
八年程前からモズクの養殖網に
泥が付着しモズクの大事な幼児期(人間で言うと)
影響を与え成長を妨げているとの事
現在ではほぼ毎日潜って
網の泥を落とす作業を行っているとか・・・。
はっきりとした原因は分かっていないものの
中城湾の開発や沖縄本島への台風襲来の
減少が原因ではないかとされているようです。
湾の開発にせよ 台風の襲来減少にせよ
ある意味天災では無く 人災に近いかもしれません。