2008年10月01日
山城システム
さて、昨日のブログに那覇市立城南小学校ではスーパーソルの使い方について、他校とは違い変わった方法を採用していると書き込みしましたが、どう違うのか?を説明します。
通常スーパーソルの大きい粒タイプ(15ミリ~25ミリ)は、プランターなどの鉢底石として排水性を向上させる目的で使用しています。それからスーパーソルの小粒タイプ(4ミリ~15ミリ)は保水性の向上・通気性の向上を目的として土に混ぜ込む材料として使用されています。城南小学校の山城先生が行っているスーパーソルの使用方法は、通常の水やりで与えた水がプランターの底から排水するのではなく、プランターの下から約7センチほどの所に直径1ミリほどの穴をあけプランターの横から排水する仕組みです。その中でそのまま土を入れてしまうと、土が水の中にずっと浸かった状況に植物にとっては悪い条件となります。そこでスーパーソルを水の高さよりやや上に入れ、土が水に直接触れないように工夫しています。(何の目的で?)それは、通常通り水やりしてプランターの底から排水する仕組みだと、土やスーパーソルが保水した以外の水はすべて流れ出てしまいます。水やりを毎日していると問題はありませんが、休みの日の水やりが問題になってきます。そこで【山城システム】の登場で、3日から4日水やりをせずに出来る仕組みがあれば、とても良いのです!!(無駄に水をあげることもなくなる)
簡単に言うと、水を蓄えることの出来るプランターシステムそれが【山城システム】なのです。山城先生のご主人が考案したシステムで、山城先生のご家庭ではゴーヤー以外にもヘチマやナスなど様々な野菜をこのシステムで育ていました。次回のブログではその様子を写真でご紹介したいと思います!!