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2006年09月20日
「環境格付け融資」 ならコープに適用(日本政策投資銀行)
日本政策投資銀行関西支店は生活協同組合のならコープに対し、環境への取り組みを評価して金利を優遇する「環境格付け融資」を適用した。
南都銀行との協調融資で、6,000万円を融資した。期間は5年。
バイオディーゼル燃料(BDF)車両の導入などを評価し、市場金利より最大で0.2%金利を優遇する。
両行で3,000万円ずつ融資した。
環境格付け融資は企業の環境経営を評価し3段階の適用金利を定めたもので、2004年にはじめた制度だ。
ならコープは全国で71件目の適用となる。
関西の生協では同年8月、コープこうべに対し3億円を融資しており、奈良県では初めて。
ならコープの評価点は250点満点中、149.5点で、適用金利は3段階のうち上から2番目となる。
惣菜を調理したてんぷら油を配達車両の燃料として再利用するなど、積極的な環境対策を評価した。
顧客の買い物袋の持参率が81.2%と高いことも評価につながった。
ならコープは調達した資金を食品廃棄物のリサイクル費用や省エネ設備の導入などに充てる。
日経産業新聞より
投稿者 トリム : 2006年09月20日 16:02