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2006年09月05日
機内誌「翼の王国」リサイクル グループ社員の名刺に(全日空)
全日本空輸は、機内誌「翼の王国」を社員の名刺に再利用するリサイクル制度を導入した。
従来は通常の再生紙にリサイクルしていたが、名刺として活用することで自社で排出した古紙を内部で再利用する「クローズド・リサイクル」の比率を高める。
翼の王国は機内の座席に配備されている機内誌で、毎月、最新号が出るたびに回収され、通常の資源ゴミと同様に再生紙工場に送られていた。
今回、王子製紙の紙再生工場の協力を得て、自社の排出古紙を専用の名刺用紙に再生するシステムを構築、毎月約20㌧程度の古紙を名刺に作り替える。機内から出る他の古紙とあわせて、グループ社員約3万人分の名刺を作る計画だ。
全日空は乗客から回収した搭乗券の半券を羽田空港などのトイレットペーパーに再生するなど、自社で廃棄する紙資源の内部活用を進めており、「クローズド・リサイクルで環境負荷軽減をアピールするとともに、コスト的にもこれまでより安くできる」と話している。
産経新聞より
投稿者 トリム : 2006年09月05日 15:06