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2006年09月18日
【北九州市】アジアの環境人材育成事業
北九州市は公害克服の経験と環境国際協力の実績、北九州エコタウン事業など資源循環型社会形成の取り組みを活かし「アジアの環境人材育成拠点形成事業」を立ち上げ、国際協力機構(JICA)を中心に実施してきた研修事業を拡充する。
同事業は今まで年間約250人だった研修生の受け入れを400人に拡大、5年間で2,000人以上を目指す。
研修内容は
①日本の環境保全・3R政策
②北九州市の環境政策(環境保全行政、廃棄物行政、エコタウン事業、環境教育、下水道管理運営など)
③その他環境政策(地球環境問題、エネルギー対策、バイオマスなど)
④企業の環境対策(公害対策、CP、廃棄物処理、有害物質対策、エネルギー管理、環境経営など)
⑤企業視察(エコタウン、製造業、廃棄物処理、リサイクル関連など)
⑥環境関連施設(環境ミュージアム、ごみ焼却施設、下水処理施設)
――などのプログラムをベースに2週間から1カ月の研修を行う。
市と北九州国際技術協力協会(KITA)、中国の日中友好環境保全センターと共同で開発する「中国環境人材育成」、JICAの「中国・循環型社会形成推進研修事業」、中東協力センターなどからの委託による中東を対象とした研修事業など、関連各期間と連携したプログラムを実施する。
循環経済新聞より
投稿者 Melody : 2006年09月18日 12:45