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2006年09月09日
青森県内4ホテルでエコチャレンジ
環境意識の高まりとともに、県内4つのホテルが環境対策を自己評価する基準「エコチャレンジ」を取り入れ、環境に配慮したサービスに力を入れている。
ホテルは環境に優しい商品を購入する「グリーン購入」の考え方を宿泊サービスに取り入れ、環境配慮型の経営で宿泊者にアピールしている。
2003年に始まった「エコチャレンジ」は、東京都の任意団体「グリーン購入ネットワーク(GPN)」による、ホテル・旅館専用の環境対策を評価するガイドラインで、全国の300を超す施設が参加している。
ガイドラインは「環境への取り組み姿勢」、「廃棄物削減」、「節水・省エネ」など5分野89項目に上る。
ホテル側が自己採点し、GPNに提出することで環境対策の評価を受けることができる。
この中の基礎項目14のうち、10項目以上取り組んでいれば、GPNが取り組み状況を分野別に5点満点で点数化し、ホームページやセミナーで紹介する。
ホテルユニバースは、青森市と八戸市のほか県外も含め全施設で2003年4四月からエコチャレンジに参加。取り組みは(1)シャンプーを個別包装から詰め替え式のボトルに変更(2)食品廃棄物を脱水し重量を半減(3)歯ブラシ、ひげそりのグリーン購入―など、無駄を省くさまざまな努力をしている。
八戸市の同ホテル本部の佐々木壮五郎マネジャーは「エコチャレンジの項目は社内で決めたルールとして、従業員に定着している。時代に合った環境配慮で宿泊者の信頼を得たい」と意気込む。
弘前市のシティ弘前ホテルは、浴室にあるすべての備品を使用しない客が、設置されている「グリーンコイン」をフロントに提出すると、ホテルがコイン一枚に一本の割合でアジア・太平洋地域に苗木を寄付している。
青森市のスーパーホテル青森では、本部のISO14001取得に続いて「全施設でISO資格取得を目指すために、エコチャレンジを活用している」と話している。
東奥日報より
投稿者 Melody : 2006年09月09日 10:43