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2006年08月30日
【宮古島市】実証事業費を盛る環境省のエコ燃料支援
環境省が29日に発表した2007年度予算概算要求は、宮古島市など、地域のエコ燃料生産利用の拠点づくりを支援する「エコ燃料実用化地域システム実証事業費」を新規に盛り込んだ。
バイオ燃料などに取り組む民間事業者を対象にした「エコ燃料利用促進補助事業」も新たに要求した。
バイオマスエネルギー関連事業の全体要求額は114億5,300万円で、本年度予算の約2倍に当たる大幅な増額となった。
税制改正ではエタノール分にかかる揮発油税の非課税措置を要望した。
エタノール3%混合ガソリン(E3)の経済性を向上させることが狙い。
環境省は2005年度から宮古島市でE3実証実験を行っている。
これまでは小規模な技術開発を行っていたが、来年度から規模を拡大し、生産から利用までのシステムを構築する。
環境、経済産業、農水、国土交通、内閣府の5府省が現在、連携事業「バイオエタノール・アイランド構想」を計画している。
経産省は2007年度予算の概算要求に「E3地域流通スタンダードモデル創世事業」を新規で要求した。
琉球新報より
投稿者 Melody : 2006年08月30日 11:21