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2006年07月31日

米環境保護局が環境に配慮した新庁舎を建設

米環境保護局(EPA)はこのほど、環境に配慮した新庁舎が完成し、職員1,600人が移転を開始したと発表した。

自然光を取り入れ、自動調光システムを導入するなど、エネルギー使用量を削減する大小様々な工夫をしている。
使用する電力には100%自然エネルギー発電を利用する。

2棟から成る新庁舎には、国際エネルギースタープログラムでエネルギー使用量の少ない製品に認定された、断熱効果の高い屋根を採用。
同プログラム認定の照明器具や、昼間は自動的に明るさを落とす自動調光システム、室内に人がいるかどうかを判断し自動的に照明を点けたり消したりする人感センサーを採用し、エネルギー使用量を削減している。

EPAは庁舎で年間に使う電力420万kWh分の自然エネルギー証書を購入。
電力に100%自然エネルギー発電を利用したとみなす。
ミネソタ州やワイオミング州で発電した風力発電による証書を購入した。
このほかにも水使用量の少ないトイレやリサイクル素材を使った家具を採用するなど、総合的な環境負荷削減に努めている。
新庁舎は、環境に配慮した建物の国家基準であるLEED(エネルギーと環境デザインに関するリーダーシップ)のゴールド認定を受けている。
国際エネルギースター認証の取得も予定している。

日経エコロジーより

投稿者 トリム : 2006年07月31日 12:32