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2006年06月13日
工場敷地で自然教室(デンソー)
デンソーは、国内主力拠点の大安製作所(三重県いなべ市)に、近隣の子供が環境学習などのために活用する「エコパーク」を開設した。
製作所に残る自然林に加えて、一部の敷地は新たに植樹して利用。
野鳥の観察に使う小屋やカブトムシの養育場、環境負荷が少ないトイレなどを設置した。
新施設「大安エコパーク〝水・遊・森(すい・ゆう・しん)〟」は面積が約4,000㎡で既存の自然林や貯水池などを活用。
約3,000万円を投じて整備した。
微生物の動きで排泄物を分解するトイレは、風力や太陽光で発電した電力を利用する。
同社がこうした施設を国内で設置するのは初めて。
エコパークは子供の学習のほか、社員や近隣の住民の憩いの場としての利用を想定。
当面は工場の一般公開や子供を対象にした自然教室で活用するが、2007年度には終日一般開放する体制に切り替える。
日経産業新聞より
投稿者 Melody : 2006年06月13日 10:31