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2006年05月25日

竹のぬくもり、ガラスで表現(スタジオ リライト)

健康と環境に優しい生活が話題となる中、蛍光灯を再利用した竹の形のガラス素材が室内装飾として人気を集めている。
プラスチック製品にはないぬくもりと耐久性が脚光を浴び、制作する金沢市の工房では全国から問い合わせが相次いでいる。
竹の形をしたガラス素材の制作に取り組むのは、電気工事、産業廃棄物処理業サワヤ(金沢市)の工房「スタジオ リライト」。
三年前から、蛍光灯のガラス部分を再生した食器や表札などのガラス建材を手掛けている。
昨年から制作を始め、試行錯誤の末、竹の自然な風合いを表現することに成功。
一節あたり4~5本の蛍光灯を使い、長さ約40㌢から約2.4㍍の作品まで制作する。

今年3月、東京で開かれた店舗総合見本市「ジャパンショップ」に出品したところ建築デザイナーや業者の注目を集め、飲食店などの内装を中心に全国から注文が集まっている。
同工房ディレクターの中村和宏さんは「手作りガラスが見直されている証拠。高くても環境や生活に心地よいものが求められている」と話している。

北國新聞より

投稿者 トリム : 2006年05月25日 11:34