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2006年03月27日
廃ガラス再生用途拡大へ(トリム)
トリムは、廃ガラスを粉砕・焼成発泡させた多孔質の軽量資材「スーパーソル」の用途を広げるため、別の技術やサービスを持つ他社数社との連携を強化する。
応用製品の幅を広げることで、事業を安定・拡大させることがねらい。
インドア用の観葉植物を手がけるぎのざ観葉と観葉植物の販売を行うプラネットファーム、花器などを取り扱う名幸花鉢工場とは4社協同で観賞用の観賞植物の商品化・販売に乗り出す。
土壌・粘土とガラス粉体を混合。スーパーソルが持つカビの発生抑制力や防腐効果などを活かし、害虫に強い「鉢」「れき」「植物」をセットにした屋内用観葉植物を、2006年度から県外向けに発売するとしている。価格は5,000~10,000円程度の高級志向品になる。
同社では、1998年、具志頭村に製造プラントを建設して以来、スーパーソルの製造をはじめ、他地域へのプラント導入の技術支援などを行ってきた。
同資材を用いた商品の開発も、農業用の排水資材をはじめ建築用の断熱ブロック、土壌改良材など多岐にわたり、幅広い用途でユーザーを獲得。
「再生資源含有土壌改良材・肥料・植生基材」として沖縄県産リサイクル製品の認定も受けている。
担当者は「〝再生品〟としての特徴に加え、〝新素材〟としての製品力を高めることが重要」として、今後も積極的に商品開発していく考え。
循環経済新聞より
投稿者 Melody : 2006年03月27日 11:26