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2006年01月24日

【北海道】循環税で排出業者の支援策・リサイクル540社を紹介

道は産業廃棄物の排出企業に課税する「循環資源利用促進税(循環税)条例」の10月施行を控え、リサイクル支援策の概要を固めた。
今秋までに道内リサイクル企業のデータベースを構築し、排出企業に処理先を紹介する窓口を創設。
排出企業の設備導入費も半額助成する。再利用の促進で2002年度に計154万㌧あった産廃を2010年度には100万㌧に削減する考えだ。


循環税は産廃1㌧あたり原則1,000円を排出企業から徴収し、資源の再利用促進に使う税制。
06年度は産廃1㌧あたり330円、2007年度は660円、2008年度以降は1,000円と段階的に引き上げ、道は2010年度までの5年間で50億円の税収を見込んでいる。
まず道内に約540あるリサイクル企業が処理している廃棄物、それを使った製品などに関するデータベースを作成。外部の委託先を通じてこれらの情報をインターネット上で公開する。
さらに委託先を窓口に、排出企業にリサイクル先や廃棄物の買い取り先を紹介。
ネット上にはリサイクル企業が必要とする廃棄物を募集するコーナーも設け、排出、リサイクルの双方の依頼を結びつけるネットワークを構築する。

日本経済新聞より


投稿者 Melody : 2006年01月24日 13:07