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2005年12月05日
建設系ガラス受入増える(ガラス・リソーシング)
廃ガラスを独自技術で人工砂に再資源化する廃棄物中間処理業者ガラス・リソーシング(千葉県)は、同社で再資源化される建設系廃ガラスの受入量が増加傾向にあること明らかにした。
現状は市町村から持ち込まれるガラスびんの処理が中心だが、ガラスメーカーやサッシメーカーから発生するガラス端材のほか、建物解体で発生する廃ガラスの受入が年々増加しているとのことだ。
同社が製造する廃ガラス再生砂は、山砂に比べて透水性が高いなどの特徴をもち、地盤改良材や路床の埋め戻し材などの用途で利用される。
最近では民間での小規模工事でもて起用事例が増えてきている。
同社では今後の見通しとして、外装にガラスを使った建築物の更新期に合わせて、建設系廃ガラス発生量は今後も増加していくと考えており、分別回収など建設系廃ガラスの再資源化のシステム構築を進めていくことが重要としている。
また、安全面から需要が伸びている強化ガラスについても、今年3月同社を含めた千葉県の産官学で開発した自動車フロントガラスにおけるガラスとフィルムの分離技術を、建設系でも応用していくことも検討している。
同社は、廃ガラス再資源化技術を技術供与というかたちで全国的な展開を進めていく方針。
現在、ヤマウチ(山口県)、トーエイ(愛知県)が技術を導入している。
循環経済新聞より
投稿者 Melody : 2005年12月05日 17:23