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2005年11月10日

【愛知県】リサイクル資材認定、毎年見直しも

土壌埋め戻し材「フェロシルト」問題を受け、愛知県は県が認定するリサイクル資材(通称・あいくる材)の評価制度の見直しを始めた。
認定後の安全性点検の強化などを検討しており、有識者の意見も参考に年内にもまとめたい意向だ。
「あいくる材」は建設資材が対象で、認定品は再生路盤材や再生コンクリートがほとんど。
廃酸や廃アルカリ、PCBなど危険性の高い特別管理廃棄物を原材料とする製品は除外しているが、三重県がリサイクル認定したフェロシルトが問題化したため、評価基準を総点検することにした。


現行は資材の品質や安全性、再生資源含有率などを評価して認定し、認定後は安全性について、3年ごとの更新時に強度や溶出試験のデータを提出させて再評価することになっている。
見直しでは、これを毎年の提出に改めて品質チェックの頻度を上げることを中心に検討されている。
県は公共工事にリサイクル資材を優先使用して資源の有効利用を図るため、2002年度から制度を導入した。
現在、全国の業者が申請した24品目1,519資材が「あいくる材」に認定されており、認定品数は全国でトップ。

中日新聞


投稿者 Melody : 2005年11月10日 13:13