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2005年10月20日

【環境省】使い捨て容器を削減

環境省は2007年度から、ファストフード店やコーヒーショップなどに対し、使い捨て容器の削減を義務づける方針を固めた。
企業や店舗ごとに削減目標作りを求め、国や地方自治体が点検する仕組みをつくり、ガラスや陶器、樹脂製などの繰り返し使える容器への切り替えを促す。

同省はこの方針を20日に開く中央環境審議会(環境相の諮問機関)の専門部会に報告する。
関係業界との調整を進めたうえで、来年の通常国会に提出する容器包装リサイクル法の改正案に入れる。
対象となるのは全国規模で展開しているファストフード店やコーヒーチェーンなど。
店内での飲食については洗って再使用できる容器の利用を原則とし、持ち帰り容器については有料化して消費者自前のコップなどの持参を促す考え。
使い捨て容器の削減目標値は企業や店舗が自治体などと話し合って決め、協定を結ぶ予定。
達成率が低い場合は国などが指導・勧告することも検討している。
韓国では2002年度に企業が国と協定を結び、店内飲食の使い捨て容器の使用を原則禁止。
大手チェーンでは使い捨て容器の8割削減を達成したという。

日本経済新聞より

投稿者 トリム : 2005年10月20日 11:29