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2005年07月01日

とうもろこしのコップ採用(ホールネットワーク)

ソニーグループで貸ホール業のホールネットワークは、環境に配慮した飲料用容器を採用する。
7/24から同社の運営する「Zepp」を利用する坂本龍一さんの全国ツアーで使用開始。環境問題に関心の高いアーティストも多いことから、特徴付けのひとつとしてアピールする。


新しい飲料用容器はトウモロコシのでんぷんを原料としており、回収して再生できるほか、土中に埋めれば大半が水と二酸化炭素に分解されるという。
ただ通常のプラスチックの容器よりも製造コストがかかるため、1個30円と従来品の3倍の仕入コストとなる。
貸ホール業界では、経営が悪化した地方自治体の官営ホールが低価格化を打ち出すなどの動きもあり、競争が激化している。
「Zepp」は音響や照明設備だけでなく、環境にも配慮したホールであることを売りものにしていく方針。昨年からは風力発電所と契約し、クリーンエネルギーを利用したホール運営を始めている。

日経流通新聞より

投稿者 Melody : 2005年07月01日 17:38