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2014年06月01日

石炭灰を盛り土材に

東北電力は、福島県南相馬市にある原町火力発電所から発生する石炭灰を活用し、盛り土材を製造して販売する。

津波被災地の復興に大量に必要な盛り土が不足していることから、通常より安い価格で地元業者に売り出す。

石炭を燃料にしている原町火力では年間約50万トンの石炭灰が発生するが、このうち約5万トンを利用し、年間で約6万立方メートルの盛り土材を生産する。

製造施設を建設中で、8月からの販売を見込んでいる。

東北電力は被災地での盛り土材不足を受けて、石炭灰の活用を検討。
石炭灰にセメントと水を混ぜてできる混合材料が、盛り土材に使えることを確認した。
製品名は、地域との絆と復興貢献の意味を込めて「輝砂(きずな)」とする。

産経新聞より

投稿者 trim : 2014年06月01日 16:05