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2014年06月05日
富士山見るなら金時山
箱根外輪山の最高峰、金時山(1,212メートル)の2013年度の登山者数が約14万人だったとの推計を、環境省が発表した。
前年度比約14%増で、推計を始めた2010年度以降で最高。
同省は「山頂からよく見える富士山が世界遺産に登録されたことが要因では」と分析している。
調査は登山道3コースで行われており、2013年度の推計値は、「公時神社・矢倉沢峠コース」(箱根仙石原側)が約7万8千人、「乙女峠コース」(箱根・御殿場境側)が約2万9千人、「足柄峠コース」(南足柄側)が約3万3千人となり、全ての登山道で前年度を上回った。
月別では11月、5月、10月の順に多かった。
一方、大雪に見舞われた2014年2月は前年度比4割弱に落ち込んだ。
同省では、登山者数を把握することで登山道やトイレの適切な維持管理につなげようと、2010年度から調査を実施。
三つの登山道の山頂付近に赤外線カウンターを設置し、その数値を基に推計している。
同省は「周辺は国立公園内の特別保護地区にもなっている。ごみを捨てない、植物を取らないといった通常のマナーを守りながら、登山を楽しんでほしい」と呼び掛けている。
神奈川新聞より
投稿者 trim : 2014年06月05日 10:58