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2014年03月01日
産業道路に「環境レーン」
川崎市川崎区域の産業道路(県道東京大師横浜線)約6キロについて、国土交通省関東地方整備局は3日から、上下線の歩道寄り1車線を「環境レーン」とする。
市南部の大気環境改善が目的。
大型車は中央寄りの2車線を走行することが求められる。
環境レーンの導入は神奈川県内初。
兵庫県の国道43号ですでに導入実績がある。
法令に基づく措置ではないため強制力はなく、大型車が環境レーンを走行しても罰則はない。
対象車両は大型貨物・バスのほか、中型貨物・バス。
なるべく歩道から遠ざけることで、沿道住民に排ガスや騒音の被害が及びにくいようにする。
産業道路はトラックなどの通行量が多く、排ガス対策が課題となっていた。
二酸化窒素については、市内の18測定局のうち産業道路近くの池上測定局のみが環境基準を超過(2012年度日平均)。
浮遊粒子状物質も、池上は他測定局の平均値を上回っている。
同整備局では川崎市や県警とも協力し、路面に環境レーンの文字を記したり沿道に横断幕を掲示したりして周知に努める。
同整備局川崎国道事務所は「トラック協会などにもチラシを配布し、協力を要請していきたい」としている。
神奈川新聞より
投稿者 trim : 2014年03月01日 14:33