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2014年02月01日

「銭湯ランナー」

ランニング&お風呂でスッキリ―。

県公衆浴場業生活衛生同業組合(山崎潤一理事長)に加盟する県内41カ所の銭湯で1日から、「銭湯ランナー」と銘打った企画がスタートする。

ランニング愛好家向けにロッカーの貸し出しなどを行い、銭湯を拠点とした周辺コースも紹介。
快適な環境を整え、健康志向のランナーを後押しする。


約1千万人を超えるとされるランニング人口。
これまでも会社帰りに銭湯で着替えて荷物と鍵を預け、走り込んでから風呂で汗を流す、といった利用者が散見されたという。

新企画は、ランナーを栄養面などで支援、裾野拡大を進める大塚製薬の協力を受け、新規顧客開拓を目指す組合側の「銭湯は地域の健康増進施設であるべき」(山崎理事長)との理念とも一致。
ランナーを積極的に受け入れ、銭湯の魅力を再発信する取り組みとして動きだした。

同組合加盟の県内196施設のうち、横浜・川崎を中心とする41店が呼びかけに応じた。
店頭には目印となる「銭湯ランナー」と記されたオレンジ色ののぼりが掲げられる。
銭湯を発着点とし、実走を経て作製した5キロ、10キロ、15キロの目安となるコースマップを用意。
多様なコースを走りたいランナーの希 望に応え、複数の銭湯を利用して景品がもらえるスタンプラリーも実施される。
「銭湯の新たな活用方法の一つとしてランナーへの敷居を下げ、新たに体験するきっかけになれば」と山崎理事長。
ブームの広がりに期待を込め、早くも参加施設を増やす方向で検討中という。

神奈川新聞

投稿者 trim : 2014年02月01日 13:56