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2014年01月08日
女性活用策、格差解消へ
政府は、地方自治体や経済団体による女性登用の取り組みを対象に交付金制度を創設する。
安倍晋三政権は、経済成長につながるとして、企業に女性の活用を促している。
女性登用に積極的な国や大企業と、地方や中小企業との格差を埋める狙いがある。
交付対象は、経営者・管理職を対象にしたキャリアアップ研修や、女性向けの合同相談会などが想定される。
交付金は1団体当たり500万円。
内閣府は地域の実情や課題を踏まえ、女性登用や女性の創業拡大に結びつく取り組みの提案を年内に公募する。
地域ぐるみでの女性活用策を支援することで、中小企業や自治体で女性役員や管理職を増やし地域経済の活性化につながると期待する。
2012年度の雇用均等基本調査によると、企業の女性活用策を指す「ポジティブアクション」に取り組んでいる企業は、従業員5,000人以上で71.4%に対し、30~99人で29.4%、100~299人で36.5%と開きがある。
内閣府幹部は「日本企業の99%を超える中小企業で促進しなければ、女性の活躍は実現しない」と指摘する。
地域経済の活性化策をめぐっては、中小企業庁も女性や若者の創業希望者向けに基礎知識から事業計画策定までを学べる「創業スクール(仮称)」を開講する。
300カ所での開講に加え、各都道府県に1カ所ずつ女性専用講座を設定。
地域の潜在力である女性の活用を目指す。
SankeiBizより
投稿者 trim : 2014年01月08日 17:05