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2013年12月05日
ヒメカンアオイ花壇増設
富山県南砺市城端小学校(影近義明校長)のビオトープで4日、児童が飼育するギフチョウの餌になるヒメカンアオイの花壇を増設し、フジ棚を整備するなどした環境緑化モデル事業の完成式があった。
国土緑化推進機構の「緑の募金」の助成を受けた。
児童たちは「緑や花が増えるのが楽しみ」と記念植樹をして祝った。
式は、とやま緑化推進機構の斉藤勉専務理事、緑の募金箱を設置するコンビニエンスストア「ローソン」城端町野田店の山下清文オーナー、ギフチョウの里づくりの会の水上成雄会長らを招き、5、6年生162人が出席した。
同校は毎年、3年生が「春の女神」と呼ばれる県レッドデータブックの希少種、ギフチョウを卵から育てて桜ケ池周辺に放すなど、地域の環境保護教育に力を入れている。
緑化事業ではヒメカンアオイの花壇が1カ所増え、計2カ所になった。
児童代表の水上優華さん(6年)が「とてもうれしい。校内のヒメカンアオイの葉を食べて育ったギフチョウが元気に飛び立つことを願っている」とお礼の言葉を述べた。
日影を好むヒメカンアオイのために花壇周辺にアベマキ、コナラ、クヌギの3本を記念植樹した。
5、6年生の代表4人と影近校長、来賓が木々の成長を願いながら根元にスコップで土をかけた。
北日本新聞より
投稿者 trim : 2013年12月05日 14:35