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2013年11月11日

鉄・非鉄と蛍光灯資源化を融合

白川商店(福島県郡山市)は、鉄・非鉄スクラップの加工処理と融合したサービスとして使用済み蛍光灯の資源化事業を展開している。

電気設備工事や建設工事では、電線ケーブルや安定器などと合わせて蛍光灯が廃棄される場合も多いため、同時に回収可能なサービスは好評を得ているという。


蛍光灯リサイクルプラントは約6年前に導入したもの。
1日当たりの処理能力は2.4トン。
直管だけでなく、環状管などにも対応している。
破砕してガラスや口金、蛍光パウダー、水銀などに分別し、それぞれ資源化する。
資源化困難なものは最終処分にまわす。
蛍光灯の資源化事業はスクラップと組み合わせたサービスという位置づけから、荷姿や本数に制限は設けず、搬入してもらいやすい態勢を取っている。
使用済み蛍光灯単体でも受け付けている。

同社は1951年の設立。
製鋼原料部では鉄・非鉄の加工処理、蛍光灯の資源化、廃プラスチック、木くず、ガラスくずといった産業廃棄物の中間処理を手掛ける。
オートリサイクル事業部では使用済み自動車の解体・分別を行なっている。
このほか、計量証明や産業廃棄物の収集運搬などの事業も展開している。

循環経済新聞より

投稿者 trim : 2013年11月11日 15:08