2013年07月17日
震災被害の公園
千葉県船橋市は東日本大震災で液状化被害にあった「ふなばし三番瀬海浜公園」の東側を再整備する。
7月末まで提案コンペの参加者を募り、新しい施設や活用法のアイデアを評価して今年度中に設計事業者を選定する。
自然体験や環境学習ができる施設にすることが条件で、総事業費は約10億円を見込む。
再オープンの時期は早ければ2016年度中となる。
対象は公園の東側半分で、面積は3.6ヘクタール。
小学生の高学年以上を対象にした環境学習ができ、親子で楽しめる施設にする。
収益性のある施設の開業も認める。
屋内釣り堀として活用している2階建て施設の活用法や、市の外郭団体が入居し、解体する予定の管理棟跡地の活用法などを提案してもらう。
震災で液状化の被害を受け、現在は駐車場として使っている屋外プール跡地はバーベキュー場などとして運営する方針で、再びプールにはしない。
7月末までにコンペ参加者を受け付け、2段階の審査で設計業者を決める。
詳細な設計を2014年度中に固めたうえで、整備事業者を入札で選ぶ段取りだ。
日経産業新聞より
投稿者 trim : 2013年07月17日 14:30