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2013年07月20日
6畳間でストーブ10台分
真夏に日なたで道路を歩いているときに受ける熱は、6畳間で電気ストーブ10台をつけているのと同程度――。
環境省は19日、こんな試算を公表し、屋外では壁や路面の熱にも注意し、木陰を選んで歩くなどの熱中症対策を呼びかけた。
同省大気生活環境室によると、真夏で気温約33度の場合、都市部のアスファルト舗装道路で太陽光から受ける熱量は1平方メートル当たり500ワット程度。
さらに高温化した壁や路面から熱が放射されるため、東西に走る道路の歩道(北側)では計900ワットに上る。
日の当たる時間が長いためで、1,000ワットの電気ストーブ10台を 6畳間で使ったときに受ける熱量に相当するという。
路面などから受ける熱を減らすには、木陰を選んで歩くことや、打ち水、壁面緑化などが効果的という。
同室は「気温が高くても工夫次第で涼しさを感じられる。暑くなる仕組みを知って適切な対策を取ってほしい」としている。
【大場あい】
毎日新聞より
投稿者 trim : 2013年07月20日 16:31