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2013年06月06日

「低炭素建築物」

野村不動産株式会社が東京都墨田区で開発中のマンション「プラウド両国」(総戸数47戸)が、5月30日に国土交通省が推進する「低炭素建築物」に認定された。

低炭素建築物認定制度」とは、低炭素・循環型社会の構築を目的に平成24年12月に施工された「都市の低炭素化の促進に関する法律」に基づき設立された制度だ。

「低炭素建築物」の認定には、主に建物の断熱性を高めること、平成25年10月から施行される新省エネ基準より一次エネルギー消費量を10%以上削減することが求められる。

「低炭素建築物」として認定を受けた建物は、住宅ローン控除額の引き上げや、登録免許税の軽減、容積率の緩和などの優遇措置を受けることができる。
戸建住宅では認定が増えているが、対応コストなどの問題があり、共同住宅の認定事例は全国でもほとんどない。

「プラウド両国」は外壁の断熱材の増強、二重サッシやLow-Eガラスの採用等により、認定基準をクリアし、「低炭素建築物」として認定された。また、プ ラウドスマートデザイン「~SMART&GROWING~」のコンセプトに基づき、太陽光発電や非常用発電機などを備え、非常時の安心・安全に配慮した他、屋上の緑化や雨水を再利用するなど、自然を活かした環境共生の取り組みを行っている。
現在、7月下旬開催予定のプロジェクト発表会に向け準備を進めている。

SUUMOジャーナルより

投稿者 trim : 2013年06月06日 11:09