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2013年05月01日
肌寒いけどクールビズ開始
国民の省エネ意識を向上させ地球温暖化対策推進につなげるため、ノーネクタイ、上着なしで過ごす夏の軽装「クールビズ」が1日、中央省庁などで始まった。
東京電力福島第1原発事故を受けた節電対策として3年連続で1カ月前倒しした。
期間は10月末まで。衆参両院の委員会審議でも実施する。
6月1日からはアロハシャツやポロシャツなど、より一層の軽装を促す「スーパークールビズ」が始まる。
環境省と連携する京都市内の百貨店では涼しく、クール(かっこいい)に過ごせるシャツやパンツが並び始め、商戦が本格化し出した。
京滋の自治体では肌寒さもあり、普段と変わらないネクタイ姿で机に向かう職員が多かった。
京都高島屋(下京区)の紳士服売り場には、首元がすっきり見える水平襟の「カッタウェイシャツ」や涼やかな印象のカラーパンツが並んでいる。
機能性に加えて見た目も重視している。
ニットやメッシュ素材のネクタイも増やす。
担当者は「企業向け電気料金の値上げで節電意識が高まっている。
おしゃれな節電スタイルを提案したい」と話している。
京都府と滋賀県、京都市も1日からクールビズの期間に入り、軽装で勤務するよう勧めている。
京都は西陣織のネクタイの産地でもあり、府市とも「ノーネクタイ」は強調せず、同市は涼感を与える色やデザインの西陣織ネクタイを着けることを職員に推奨。
滋賀県も湖東麻のシャツなど県内の地場産品の着用を促している。
ただ、肌寒かったこの日は、それぞれの庁舎でほとんどの職員が期間前と変わらない服装で執務した。
京都新聞より
投稿者 trim : 2013年05月01日 16:46