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2013年03月20日

海岸防災林にクロマツを


自転車を用いた宅配便サービスを提供するエコ配(東京・港)は、福島県いわき市の海岸防災林再生を支援するため、寄付つき商品「復興クロマツ」を限定1,000セットで4月1日に販売開始する。

東日本大震災にともなう津波で、福島県いわき市の海岸防災林1.4ヘクタールは深刻な被害を受けた。

再生には1万4千本の苗木が必要だという。
そこで、NPO法人トチギ環境未来基地(栃木県益子町)は、この海岸防災林をクロマツの植樹で再生しようと「苗木forいわき」プロジェクトを立ち上げた。

トチギ環境未来基地は、松くい虫の感染を受けにくい抵抗性クロマツの苗木を購入し、栃木県下を中心に小学校や福祉施設の協力のもと、約1年間苗木保育を行う。
その後、いわき市の海岸に植樹し、十分に育つまで3年間かけて保育していく。
これまで栃木県、福島県の企業・団体が協力しているが、この活動をさらに拡大させようとエコ配が協力することになった。

エコ配が販売する「復興クロマツ」は、復興支援のための寄付金つき宅配セットだ。
「エコ配エコエリアセット」に寄付金500円を加算し、「苗木forいわき」に寄付をする。
販売価格は、1セット14,360円(税込)で、40回分の配送料が含まれている。
1セットを売り上げるごとに、海岸林にクロマツ3本を植えることができる。
【吉田広子】

オルタナより

投稿者 trim : 2013年03月20日 17:34