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2013年02月05日

「立春朝搾り」

宮城県大崎市松山の酒造会社「一ノ蔵」で4日、未明に搾った新酒をその日のうちに日本酒愛好家に届ける「立春朝搾り」があった。

日本名門酒会(東京)が企画し、一ノ蔵を含む全国39の蔵元で行われた。

一ノ蔵では搾りを午前0時に開始。
午前6時半までに酒店関係者ら約150人が集まって、出来たての酒が入った瓶に「立春朝搾り」のラベルを貼り、手際よく箱詰め作業をした。

地元の環境保全米「蔵の華」を使い、仕込みは昨年12月21日の冬至から始めた。
門脇豊彦杜氏(とうじ)は「雑味がなく、すがすがしい、きれいな酒に仕 上がった」。
菅原酒店(美里町)店主の菅原亨さん(56)は「米の出来ひとつで毎回、微妙に味が変わるのが立春朝搾りの楽しみ」と話した。

一ノ蔵は今回1万6,128本を出荷。
全国では約20万本の出荷が見込まれている。

河北新報より

投稿者 trim : 2013年02月05日 11:34