« 2012年11月 | メイン | 2013年01月 »

2012年12月31日

古瓦16万枚“供養”に苦労

京都市内の二つの仏教本山が、修復工事中の巨大な木造のお堂から出る古瓦の処理に苦慮している。

浄土宗総本山・知恩院(東山区)は、国宝・御影(みえい)堂の約6万枚の古瓦の処理方法がまだ決まらず、真宗大谷派本山・東本願寺(下京区)は阿弥陀(あみだ)堂の約10万枚の古瓦の再資源化を諦めた。

信者の浄財で造られた瓦を産業廃棄物として処理したくはないが、あまりに大量でリサイクルし切れないという。


知恩院の御影堂は、京都府教育委員会が修理中で、今年11月に屋根瓦を降ろす工事が本格化した。
瓦約9万枚のうち約3万枚は再び使用するが、傷みの激しい約6万枚は使えない見込みだ。

お布施をした人に記念品として進呈したり、おわんや花瓶を作る粘土に混ぜることを検討しているが、全てを使い切るのは無理だという。
知恩院は「産廃にするのはしのびない。再利用を模索中だが、量が多過ぎる」と漏らす。

屋根瓦10万8千枚のほとんどをふき替える東本願寺阿弥陀堂。
大谷派は古瓦をリサイクル業者に有償で引き渡す計画だ。

当初は再資源化を模索した。
環境問題への配慮だけでなく、明治時代の再建時に門信徒から寄進された瓦をおろそかにできないとの思いもあった。
同じ境内の御影(ごえい)堂を修理した際は、古瓦約12万枚を、境内の花壇に再利用したり、湿気を防ぐ調湿剤や歩道の舗装材に加工して再資源化した。

だが今回は、これ以上古瓦を活用する場所がなく、調湿剤の製造工場も閉鎖。
一部は末寺や門徒、造園業者に引き取ってもらったが、大半が残った。
同派は「再資源化や再利用は、一宗派だけでは限界がある」と話す。

府教委文化財保護課によると、文化財の建造物から出る屋根瓦や檜皮(ひわだ)は、原則は再使用するが、傷みが激しい場合は新調し、古い瓦や檜皮は産廃として処分している。
所有者が引き取ることもあるが費用や保管場所などの問題から再資源化できず、結局は産廃処分するケースが多いという。

京都新聞より

投稿者 trim : 21:15 | トラックバック

2012年12月30日

津波石

東日本大震災の津波で宮城県気仙沼市唐桑町の海岸に打ち上げられたとみられる岩が地元で話題になっている。

大きいものは高さ、幅とも5メートルを超え、住民らは「津波石」と呼んでいる。

これだけ大きな岩が漂着するのは珍しく、「自然の津波モニュメント」として保存を目指す動きもある。

岩があるのは、唐桑町崎浜の唐桑半島ビジターセンターから1キロほど北側にある神の倉尻浜。

東北地方環境事務所大船渡自然保護官事務所(岩手県大船渡市)によると、震災前にはなかった岩が四つあることが確認された。

中には表面に白っぽい石灰藻や貝類が付着した岩もあり、もともと海底にあった可能性をうかがわせる。

震災翌日に現場を訪れた男性(73)が、震災前にはなかった巨大岩石を見つけた。
男性は「浜の風景がすっかり変わっていたのでびっくりした。こんなに大きな岩を動かすなんて、津波の威力はすごい」と語る。

一帯は、東北地方の太平洋沿岸の自然公園を再編する「三陸復興国立公園」構想の対象エリア。
構想を策定している環境省は、震災の教訓を後世に伝えるため、「津波石」の保存を検討しているという。

唐桑町観光協会(気仙沼市)も「津波石」に注目し、防災教育などへの活用を検討している。
協会のホームページに写真を掲載してPRする計画もある。

協会の小松勇次事務局長は「津波の威力を目で確認し、手で触れることができる資料として貴重だ。
被災した現場周辺に歩道を整備してもらい、多くの人々に見に来てほしい」と話している。


河北新報より

投稿者 trim : 18:06 | トラックバック

2012年12月29日

復興工事へ協同組合

関東地方にある建設関連の中小4社が仙台市内に協同組合を設立し、東日本大震災の復興関連工事の獲得に乗り出した。

既に原発事故の除染の下請け業務などを手掛けており、今後は発注額の大きい工事も担える建設業の認可を受け、本格的な事業展開を目指す。

設立したのは「宮城県復興事業協同組合」で、千葉、群馬両県の建設・土木、解体業者が参加。

警備・ビル管理業ティーエスコーポレーション(東京)の安田雅彦社長が理事長を務める。

小規模工事を担える宮城県の事業認可を8月に受け、10月に発足した。
県中小企業団体中央会によると、復興事業の受注を目的にした県外業者による組合設立は初めて。

組合は資本金1,920万円で、青葉区本町1丁目のビル内に事務局を設置。
これまでに福島市内の除染と、奥州市内の工場建設の下請けに携わっている。

4社は震災後、それぞれ仙台市内に拠点を設けていた。以前から取引があったことから、組合設立による共同受注を目指すこととした。

組合は企業数も増やす方針で、資本金3億円以下、従業員300人以下を対象に参加を呼び掛けている。
参加には出資金30万円などが必要。
高野尚己事務局長は「地元企業にも参加してもらい、復興の力になりたい」としている。

河北新報より

投稿者 trim : 18:16 | トラックバック

2012年12月28日

自動給水プランター開発

沖縄美ら海水族館などを管理運営する沖縄美ら島財団(池田孝之理事長)は今月から、自動的に植物に給水する仕組みのプランター(スマートコンテナ)と植物をセットにしたリース・販売事業に乗り出した。

1年を通して「花を魅せる」をコンセプトに、県内外での普及を目指す。

また、同財団が持つ動植物の育成技術・ノウハウなどを生かし、今後は観賞用の沖縄の魚を県外・海外へ販売する事業にも取り組む予定だ。


同財団はことし10月、「財団法人海洋博覧会公園管理財団」から、一般財団法人沖縄美ら島財団に移行し、名称を変更した。

国営公園の管理運営の継続に加え、動植物・海洋文化などに関する調査研究やノウハウを生かした物品の開発・販売なども新たな事業に掲げている。

財団は今月新たに、子会社「グリーンウインド」(豊見城市、花城良廣社長)を設立。
緑化事業を全国展開するプラネット(愛知県)と共同で、プランターにたくわえた水が自動的に必要な量だけ給水される特許技術を活用して、スマートコンテナを開発した。

鉢植えの植物や花木をコンテナに入れるだけで、自動的にかん水する仕組みで、約1~2カ月は水やりが不要といい、手間やメンテナンスがいらないのが特徴。
植物もセットでリースすることで、季節に応じて植物を入れ替え、1年を通して花木が楽しめる。
植物の交換も簡単にでき、台風時には鉢を取り出して屋内に片付けることができる。
オフィスや公共施設、商業施設などでの活用を見込む。

昨年10月からは実証で那覇市の国際通りでスマートコンテナを設置、観光客や買い物客の目を楽しませている。

花城社長は「緑化が言われて久しいがなかなか普及していないのも現状。
スマートコンテナを活用すればいつでもどこでも花を見ることができる。
普及に力を入れていきたい」と話す。
今後は、手軽に屋上緑化ができる機材の開発や壁を利用した緑化事業なども検討していく。

このほか、財団では、観賞用の魚の販売事業も目指しており、事業主体や内容を今後具体的に検討し、漁業者などと連携して、沖縄の観賞用魚を県外・海外に発信していく考え。
同財団の井口義也本部長兼事業戦略室長は「これまで培ってきた技術やノウハウを生かして沖縄固有の資源をブランドにつなげていきたい」と話した。
【赤嶺由紀子】

沖縄タイムスより

投稿者 trim : 17:57 | トラックバック

2012年12月27日

地滑り復旧にコスモス満開

2006年6月に大規模な地滑りが起きた村北上原・安里地区の安里集落部西側の県道35号沿いの復旧地約2,100平方メートルに、ピンクや白、紫色のコスモスの花が満開となっている。

国道329号を挟んだ集落東側の下方からも美しい。

10月に約1万2千平方メートルの復旧地に村緑化推進協議会と安里子ども会・育成会が約10万粒の種をまいた。

見ごろは来年1月上旬ごろまでという。

風に揺れ右、左と波を打つ花畑は小道も設けられ近くの保育園児たちの花の観察コースにもなっている。
比嘉大翔(ひろと)君(7)、前原玲奈さん(11)は「まるで花のじゅうたん。とてもきれい」とにっこり。
前原かおり育成会副会長は「子どもたちも頑張っている。コスモス以外にも多くの花を育てたい」と話した。
【翁長良勝通信員】

沖縄タイムスより

投稿者 trim : 11:03 | トラックバック

2012年12月19日

容器包装リサイクル、4素材で目標上回る

容器・包装リサイクルに関する8つの業界団体で構成する3R推進団体連絡会は18日、ガラス瓶やペットボトルなど8つの素材のリサイクル状況について2011年度の実績値を発表した。

2011年3月に自主行動計画として設定した2011~2015年度の8素材リサイクルの目標値を、ペットボトル、スチール缶、アルミ缶、段ボールの4素材で初年度から達成した。

自主行動計画は容器・包装のリサイクル(再生利用)とリデュース(排出抑制)について数値目標を設定したもので、4つの素材は双方で目標水準を上回った。

リサイクル率は
ペットボトルが85.8%(2015年度目標は85%)、
スチール缶は90.4%(同85%)、
アルミ缶が92.5%(同90%)、
段ボールは96.2%(同95%)
と高水準の回収率を実現した。

残る4素材のガラス瓶、紙製容器包装、プラスチック製容器包装、牛乳パックなどの飲料用紙容器もそれぞれ、目標に近い値を達成した。
3R推進団体連絡会では、採算性の問題を考慮しながら「目標の見直しも検討する」としている。

日経産業新聞より

投稿者 trim : 11:06 | トラックバック

2012年12月06日

緑のドレスコード

四条の全面緑化ビル「緑ノビル」の1階に12月8日、「LUSH京都四条通り店」がオープンする。

野菜やフルーツなどを原料としたハンドメードコスメを50カ国で製造販売する同社。

同店は容器のリサイクルや、原料調達を近隣で行うことでのCO2の軽減など環境に配慮した「GO! GREEN」という取り組みのコンセプトショップとなる。

店舗面積は国内店舗の約3倍となる約60坪。
「キッチン」と呼ばれる製造エリア、地域のコミュニティーやNPOの活動にも使えるワークショップスペースや箱庭もある。

内装や什器には、吉野など国内の杉やヒノキなどの「フェアウッド」を約80%使用。
商品の原料は、地元の産業の維持・発展に寄与することを目的として関西を中心に調達した。
調達では「食べておいしい物は肌にも良い」を掲げ、担当者が宮津市の「富士酢」、網野町の海塩や、京都府内のパセリやニンニク、蜂蜜 などを実際に食べて選んだという。

6日に行われた内覧会では、同社取締役ディレクターのアンドリュー・トーンさんがコンセプトショップを紹介したほか、「バスバブル」作り体験コーナー、フェイスパック「華麗なる饗宴」の製造実演を設けた。
フェイスパックは、4種類の野菜にターメリックなどのスパイスとアーモンドオイル、卵白、エッセン シャルなどを加え、2種類のパウダーを混ぜ合わせて完成。
こうした工程はガラス張りになった工場エリアで見ることができ、量り売りも行う。

「当社の商品には、いつ、誰が製造したのかということが表示されている。キッチンや内装の細部までこうした姿勢がより伝わる店になったのでは」と同社PR担当の宮腰陽子さん。
高中亜美店長は「従来とは全く違った店舗。観光客の方も多い場所なので、ここでしか購入できないフェイスパックなどはお土産に利用してもらえるのでは」とも。

オープン日は同社のメッセージ「GO! GREEN」にちなんで緑のドレスコードを設定。
緑の服を着ている人にはプレゼントを進呈する。

烏丸経済新聞より

投稿者 trim : 21:30 | トラックバック

2012年12月05日

「はこ畑」

姫路のバイク便会社「ルート関西」(姫路市飾磨区今在家)が開発したオールインワンのガーデニングセット「はこ畑(ばたけ)」シリーズが現在、全国の園芸愛好家の間で静かなブームを呼んでいる。

発泡スチロール素材のプランターに培養土と種子などをセットして提供する同シリーズ。

種子は季節に応じた野菜やハーブなどをメーンに用意し、12月現在、ロケットサラダや小松菜、紅白大根、ベビーリーフなどがそろう。

同シリーズは、同社の高橋紀行社長が考案、自ら実際に開発したもの。
開発のきっかけは、「にわかにガーデニングを始めようと一般の園芸店を利用したが、必要な一式をそろえるまでのハードルが意外に高かったことから」と高橋さん。
「土や種の選び方はもちろん、選んだ種をまく時期をはじめ、具体的な育て方もわかりにくい。土や肥料などは1袋あたりの容量が大き過ぎることにも困った」と振り返る。

高橋さんの経験から同シリーズの開発では、「誰でも簡単に省スペースでガーデニングを楽しめる」ことを徹底的に追究。
置き場所に応じて用意する大小5種類のプランターには、水やり時の排水性に優れ、土の流出も抑える「ヤシの実マット」を底石の代わりとし、マットの上には植物の成長促進作用があるとされる「竹パウダー」を混ぜた培養土を入れる。

種まきも、あらかじめ水溶性のシートへ野菜やハーブの品種ごとに最適の間隔で種子を貼り付けた「たねシート」を培養土の上に敷き、別添えの「覆い土」を均等にかぶせるだけで完了する。
野菜の収穫後には、プランターを培養土ごと引き取りリサイクルに回すサービスも実施。
不要になった培養土の捨て場所に困るという都市部在住の顧客の声に応える。

同シリーズを販売するホームページ「ベランダガーデン」には、顧客が参加できるブログも開設。
高橋さん自らが野菜の育て方をアドバイスするのをはじめ、商品の改良や新たな品種の採用へのリクエストにも応じる。
11月には、組み立て式のビニールハウスがセットになった商品「はこ畑はうす」もリリースした。

「予想外の売れ行きがあった。生産や発送が追いつかないときは、本業のバイク便スタッフも動員するほど」と高橋さん。
「今後も顧客からの声を同シリーズに生かし、構造面などで改良を重ねると同時に、野菜の品種を増やすなど、ニーズに沿った商品開発を進めたい」と話す。

価格は、同シリーズ中の最小サイズ「ぷちばたけ」が980円~。
販売は、同社が委託するハニー・ビー(大阪市北区)が担当する。

姫路経済新聞より

投稿者 trim : 17:15 | トラックバック

2012年12月03日

銅線泥棒

イタリアで電車の銅線に代表される銅製ケーブルの盗難が多発している。

それにより電車の遅延や通信業社の不通などが発生し、市民の生活に支障を来している状況だ。

最近起きた盗難では400kgのケーブルが奪われた。
なぜ銅線なのか?
そして盗まれた銅線はどこへ向うのか?

11月19日の朝、ローマの接続駅で大量の銅線が盗難され、鉄道の運行がストップした。
RFI(イタリア鉄道網:旧イタリア国鉄)によると、ローマ・フィウミチーノとの接続線が運休して、チヴィタヴェッキア-ローマ間では遅延が発生した。

軍警察は、銅線のケーブル400kgをもっていたローマ在住の24歳と74歳の2人を逮捕した。
これは、イタリアで珍しい事例ではない。銅線の盗難は、昨今増加している犯罪なのだ。

この類いの盗難は、わずか数年間で憂慮すべき規模に達し、企業とインフラを直撃している。
2008年に初めて問題が表面化し、10年に銅が急激に価格上昇し、1年で価格が2倍になり、問題が再燃した。
2011年にはさらに12%増加して、2012年もこれまでの水準を上回る状況が続いている。

銅はあらゆる意味で、犯罪組織が欲しがる宝物だ。銀に次ぐ電気や熱の最高の導体と考えられているだけでなく、腐敗に強く頑丈で柔軟性があり、性質を損なうことなく100%リサイクルすることができる。
磁性がなく、簡単に加工でき扱いやすい。
さらに抗菌性があって、表面でのバクテリアの増殖を防ぐ。
ガスを通さず、簡単に曲げることができる。
そして太陽光に晒されても劣化しない。

輸出できる地域は、ヨーロッパの東側(特にポーランド、ドイツ、オーストリア、ハンガリー)から、中国やインドまで非常に広い。
この市場のネットワークは広く、よく組織されている。
末端の泥棒たちが銅を盗み、その後kgあたり最大5ユーロでくず鉄業者や仲介業者に売る。
それから鋳物工場に送られるか、その 場で加工される。

身元のわからない地金になったら、銅は外国に輸出される。
そして転売され、さまざまな再生サイクルに乗せられる。
金属は加工され形を変えて、最新のTVゲームや携帯電話、世界中の太陽光発電施設のケーブルなどに再利用される。
それだけでなく輸出された銅は、再び故国に戻ってきて、さまざまな製品の内部の部品となって再び売られている可能性もある。

銅は非合法市場では、kgあたり4~10ユーロの値をつけられている。
それらは土木建築や交通、電気機械、水道・給湯設備、蛇口、船舶の部品、建築、貨幣、工芸、装飾品などに用いられる。

いちばん需要があるのは、イタリアの鉄道で見つかる銅である。
これは、質的により純度が高いためだ。
しかし盗難は、ほかの企業にも容赦なく打撃を与えた。
まずテレコム・イタリアは、数カ月前に所轄の司法機関に詳細に告発した。

この企業にとって、問題がより切迫しているのはカンパーニャ州である。
数多くの襲撃によって、13,400mのケーブルが切断された。
このためテレコム・イタリアは損害を受けた地域において、銅のケーブルをアルミの特殊なケーブルに差し替えることを決定した。
さらにある区間では、専用の警報システムを稼働させようとしている。
不法にケーブルに触れる者がいれば、自動で近くの警察の分署に警報を送る。

ENEL(元国営の電力会社)も被害者となっている。
銅線の送電網は全長100万kmに達し、イタリアの85%の地域をカヴァーしている。
そのため、しばしば盗難によって企業は出力を中断することを強いられ、市民に損害が出ている。

しかしながらイタリアでは、このような犯罪活動の増加に対して、警察側の対応が強化されていることも判明した。
事実、露見した事例は78%増加しており、 告発され逮捕された者は90%も増加している。そのうち多くはイタリア人で、ルーマニア人が続いていて、両者で85%を占めている。

この種の犯罪の予防と対応を強化するために、2012年2月に内務省、税関、イタリア国鉄、ENEL、テレコム・イタリア、ANIE(イタリア電子・電気工業連盟)によって、国立銅窃盗監視センターを設立する合意文書への署名がなされた。

WIRED.jpより

投稿者 trim : 13:41 | トラックバック

2012年12月02日

「エコアミューズメント」

バンダイナムコゲームスは、ゲーム業界で初めてエコラベルを表示する取り組み「エコアミューズメント」を2012年12月より開始すると発表しました。

これは、国内で販売する自社製業務用ゲーム機を対象に策定した「環境配慮設計ガイドライン」に基づき、環境配慮設計(「LED照明や液晶ディスプレイ等の省エネ製品採用」や「梱包材をできるだけ減らす省資源化」等)によって、一定の自主基準をクリアした製品を「エコアミューズメント」と認定。

環境に配慮した製品であることが一目で分かるよう、ゲーム機本体に「エコラベル」を表示するというものです。

最初の認定製品は『新幹線はどーこだ?』で、乗り物が集まっているゲーム画面の中からお題の乗り物を探してタッチして答えるキッズ向けのキャラクター探しゲームです。

ゲーム機のデザインは、人気の高い「N700系のぞみ」を採用。
ステージは全20種類となっています。

また、ゲーム終了後にカードの払い出しがあり、オモテ面には新幹線の写真、ウラ面には新幹線に関する情報を掲載。
カードは全41種類あり、親子で一緒に見て、読んで楽しめる内容になっています。

『新幹線はどーこだ?』は、2012年12月上旬から稼働開始予定となっています。

インサイドより

投稿者 trim : 17:17 | トラックバック