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2012年09月19日
省管理型の芝生基盤
東邦レオは、保育園・幼稚園の園庭を対象に、繰り返し利用に耐える省管理型の芝生基盤と維持管理のサポート体制を組み合わせた「ターフカーペット園庭芝生サービス」を開発し、10月1日より発売すると発表した。
同社では小中学校を対象に、芝がいつもフカフカしていて、雨が降った直後でもすぐに利用できる、締め固まらない校庭芝生専用土壌「グラスミックス」を2007年に開発。
日々の踏み圧に耐えながら隙間に空気・水・根が入るスペースを確保し、芝生の再生力を高めることができる技術で、東京都だけでも33校の小中学校に採用されている。
幼稚園や保育園は小・中学校と比べ、狭小な園庭面積のなか高い頻度で利用されるため、芝生がダメージを受けやすいのが現状となっている。
また、芝刈りなどの作業は小・中学校の場合、地域住民・学校関係者のほか環境教育の一環として子どもたちが行うが、幼稚園・保育園では、その部分の管理人材の確保が見込めない。
「芝生の維持管理に関する負担軽減」は園庭芝生分野での技術やサービスの開発にとても重要なポイントとなっている。
そこで同社は、校庭芝生分野で培ったノウハウをもとに、園庭芝生の設計から施工・管理までトータルにサポートするサービスを新たに開発した。
芝生導入時に保育園・幼稚園の実務を担う先生を対象にした芝生講習会を開催するほか、芝生の成長期にあわせ月に一度専門スタッフが訪問して生育診断を行う「1年間無料の管理アドバイスサービス」を実施するなど、導入後のサポートを重視しているところが特長となっている。
また、芝生が再生しやすい基盤土壌「グラスミックス」のほか、高密度でじゅうたんのように肌触りがよく、運動意欲を刺激する高品質・高耐久芝生「ソッドレスターフ」の開発も行っている。
施工しやすいロール芝型に成形し、根付きのスピードを速める加工を施すことで、工期短縮と園庭の早期利用を実現。
300平方メートル程度の園庭で芝生化に要する時間は養生期間含め約1カ月半。
在来工法に比べ約半分の時間で利用が可能となっている。
マイナビニュースより
投稿者 trim : 2012年09月19日 19:48