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2012年07月26日
下水道展
神戸市中央区の神戸国際展示場で開催中の「下水道展’12神戸」(日本下水道協会主催)で、黒を基調にした円形のユニークな展示がひときわ目を引き、来場者の関心を集めている。
マンホールの維持管理方法をPRする日之出水道機器が環境に配慮し、リサイクル素材を使って展開するブースだ。
円形の内部では、老朽化したマンホールの蓋の「再生方法」が製品とともに紹介されている。
「歴史のある大都市ほど老朽化が進むケースが多く、計画的な維持管理が必要」(京都営業所の安川茂主任)という。
積水化学工業は省スペースの高落差マンホール「ドロップシャフト」を出展。
独特のらせん構造の中を水が落ちていく仕組みで、維持管理が容易で耐久性にも効果がある。
大型のモデルと従来の多段式マンホールを並べ、水の流れの違いが一目で分かるようにアピールしている。
環境分野で幅広く事業展開するクボタは、マンホールに設置する「災害用トイレ配管システム」を展示。
災害発生時などに簡易テントで覆えば、マンホールが トイレとして使える。
地震に強い配管材を使い、施工も簡単で「避難所に用意するなど、学校関係者らなどから引き合いも多い」(担当者)という。
SankeiBizより
投稿者 trim : 2012年07月26日 11:42