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2011年12月09日
「高尾山Walk」
KDDIと沖縄セルラーが取り組んでいる「Green Road Project」の一環として行ったエコプロジェクト第7弾で、高尾山の環境保全を目的とした「高尾山Walk」の寄付金贈呈式が9日、高尾山(東京都八王子市)のケーブルカー清滝駅前広場で開催された。
同プロジェクトはauのケータイアプリ「au Smart Sports Run&Walk」を使って、ランニングやウオーキング、サイクリングをすると、走行距離1キロにつき1円が寄付されるというもので、第7弾の「高尾山Walk」は11月30日に終了し、金額は過去最高となる683万8,616円となった。
「高尾山Walk」は、これまで「屋久島Walk」など順次、キャンペーンを展開している同社独自の「Green Road Project」の一環で、今回は11年の「国際森林年」のテーマ「森を歩く」に連動し、身近な森の代表として東京近郊にある高尾山を対象に10月1日から実施。
寄付金は、国土緑化推進機構「緑の募金」に寄付され、台風で被害を受けた山道の修復や、森を育てるための間伐作業などに使われ、間伐で得た木材は、ベンチなどに再利用されるなど、高尾山の環境保全のために利用される。
寄付金を受け取った同機構の谷福丸副理事長は「高尾山を愛する多くの皆さんにご協力いただいた。
携帯電話を通じてまず歩くということで、多くの人が森林保護に参加できた」と感謝の言葉を述べた。
また、林野庁東京神奈川森林管理署からは「直接森に来て森林整備活動に参加できなくても、普段のウオーキングを通じて森作りを支援できる大変ユニークな試み。
できるだけ大勢の方が森作りに参加できる仕組みを作っていただいた」として、坂井敏純署長が同社に感謝状を贈呈した。
KDDIのCSR・環境推進室・飯塚一仁室長は「参加者の自然を守ろうという気持ちが金額に表れた。今後とも企業として森林を守る活動を続け、自然保護に邁進(まいしん)したい」と語った。
走行距離100万キロ突破の際に清滝駅に設置され、走行距離1万キロにつき1センチ鼻を伸ばしていた記念モニュメント「エコ天狗」は八王子市に寄贈された。
式では、683センチまで伸びた立派な鼻を披露した。
金子広駅長は「一番目立つ場所だったので、皆さん驚かれたり、記念写真を撮ったりしていました。登山客を十分楽しませてくれました」とその人気ぶりを語った。
今後、モニュメントは地域の観光イベントなどで活用される。
毎日新聞より
投稿者 trim : 2011年12月09日 20:21