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2011年09月02日

洗浄産業展

東京・有明の東京ビッグサイトで開催中の「2011地球環境保護 国際洗浄産業展」は1日、2日目を迎え、各ブースでは最新の洗浄技術を売り込もうとアピール合戦を繰り広げている。

フッ素化学品大手の三井・デュポンフロロケミカルは、産業向け洗浄剤事業に注力。

オゾン層を破壊せず洗浄力が高いものの、地球温暖化への影響が大きい「フロン系洗浄剤」に代わる洗浄技術として、構造を見直した次世代のフッ素溶剤を開発し、地球温暖化係数(GWP)の大幅な引き下げに成功した。

来年以降に量産に乗りだし、洗浄剤の主流に育てたい考えだ。

大和化学工業(大阪市大正区)は、分離メッキ処理や切削・研磨などで生じる工場の産業用廃液を、減圧と加熱によって水と有害物質に分離する装置を出展。

産業用廃液の処理コストを大幅に削減することが可能で、実際に装置を導入した工場では年間1,250万円のコストダウンに成功したという。

フジサンケイ ビジネスアイより

投稿者 trim : 2011年09月02日 14:10