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2011年05月06日
沖縄本島に風力発電設備
沖縄電力は6日、沖縄本島北部の大宜味村(おおぎみそん)に、風力発電の実証研究設備を建設すると発表した。
二酸化炭素(CO2)削減など環境対策の一環で、実現すれば同社が沖縄本島で稼働する初の本格的な風力発電施設となる。
2013年4月の運用開始を予定している。
敷地は大宜味村の村有地約2万平方㍍を確保し、2,000㌔㍗級の風車2機を設置する。
風車メーカーはこれから選定する。
蓄電池併設型の設備にし、天候などによる出力のばらつき抑制などの実証試験を重ねて本格運用を目指す。
事業費は公表していないが、内閣府の2011年度沖縄担当部局予算から、沖縄県を通じて費用の3分の2の補助を受ける。
年間発電電力量は約800万㌔㍗時で、一般家庭約2,200世帯分にあたる。
石炭火力などから風力に置き換えることで、年間のCO2排出量を約7,000㌧削減できるという。
沖縄電力は過去にも沖縄本島南部の宜野座村(ぎのざそん)で風力発電を稼働させた実績があるが、現在は本島に風力発電設備はなく、今回の計画が実現すれば、初の本格風力発電設備となる。
産経新聞より
投稿者 trim : 2011年05月06日 18:24