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2011年05月13日
「節電ファッション」
プランタン銀座(中央区銀座3)に、「クールビズ」に対応するレディス向けファッションアイテム80ブランドが出そろった。
福島原発の事故を受け、電力不足が予想される今夏。
政府は5月13日、東京電力管内の企業や家庭に一律15%の節電目標を定める対策を決定し、環境省でもアロハシャツ、(破れていない)ジーンズなどの着用を認める例年より踏み込んだ「スーパークールビス」の実施が発表された。
ビジネス向けファッションアイテムに冷却効果のあるハイテク素材を使用したシリーズは昨年も取り扱ったが、「女性用にはシンプルなものが多かった」とプランタン銀座広報の丸山菜穂子さん。
店頭では、接触冷感素材「アイスフィット」を使用した「アリスバーリー」のカットソー(11,550円)や、吸水速乾性と通気性の高い「クールマックス」を使用した「ラ・エフ」のカットソー(5,145円)などの高機能衣類を例年通り取り扱うが、今年はフリルのついたものや、一枚でも下着が透けない構造になっているものなど「ファッション性が高くなっている」のが特徴という。
そのほか、取り外し可能な汗吸収パッドが付いた「ケティ リュール ギンザ」のジャケット(25,200円)、汗ジミを抑制する「ストラ」のパンツ(12,600円)、ストールの首部分に保冷剤を入れるポケットが付いた「ファッションスパイス」の「冷感ストール」(6,300円)など、新たな機能を備えたアイテムも。
館内で扱う関連商品は80ブランド約800アイテムに上る。
高機能カットソーを販売するアリスバーリーでは「例年以上の売り上げで追加生産している最中」だという。
「ファッション業界でも女性の観点からのクールビズが注目され始めている」と丸山さん。
営業時間は11時~20時30分(日曜は19時30分まで)。
銀座経済新聞より
投稿者 trim : 2011年05月13日 18:43