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2011年04月09日

「地産外商」

滋賀県高島市産農産物と農産加工品を対象に、安全・安心の商品を消費者に届けようと、同市は農産ブランド認証マークを決め、8日公表した。

5月から生産者の申告を受け付け、生産者や消費者、学識経験者らでつくる認証委員会が審査する。

同市は今年度から「びわ湖源流の郷(さと)たかしま」を掲げた市政を打ち出しており、ブランド認証シールの農産物で「地産外商」へ弾みをつける。


マークは全国公募し22都府県から199点の応募があった。

選ばれたのは東京都江東区の自営業、立志哲洋さん(60)の作品で、「た」の字の髪形の生産者が琵琶湖を抱きしめるデザイン。

農薬・化学肥料の使用具合を
▽不使用
▽通常の5割以下
▽適正使用
――の3段階に分け、一部の色を変えて区別した。

農産ブランドでは、県が「環境こだわり農産物」認証制度を2001年から続けているが、農薬・化学肥料使用については「通常の5割以下」だけ。

高島市は「不使用」農家の意欲にも応えられるよう全国的にも珍しいという3段階認証とした。

認証期間は農産物で1年、加工品(認証農産物95%以上使用)で3年。
栽培計画・履歴作成を求めたうえ田畑を現地確認する。
加工品はサンプルも確認して信用度を高める。
【塚原和俊】

毎日新聞より

投稿者 trim : 2011年04月09日 13:03