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2011年04月04日

ヒント集

東日本大震災では各地からボランティアが集まっているが、被災地は降雪に燃料不足が重なり、厳しい環境となっている。

2007年に寒冷地でのボランティア活動に関するヒント集を作った内閣府は、「ボランティアが被災者のための診療所を混雑させることのないように」と活用を呼び掛けている。

ヒント集は、寒冷地での活動について「筋肉の動きが悪くなるほか、寒さで排尿回数が増え、気付かないうちに脱水が進行する」と指摘。
心臓の不調や気管支の炎症も起きやすくなると注意を促している。


事前対策として、ボランティア保険や生命保険への加入、健康保険証のコピー携帯などを奨励。
普段は生活に支障がない病気やけがでも、悪化する恐れがあるため、持病のある人や内服薬を常時携帯している人は医師に相談するよう求めている。

服装については、体温調節がしやすいように薄手の衣類を重ね着するようアドバイス。
水分補給は薄めたスポーツドリンクを少量ずつ多数回飲むようにし、濃いお茶やコーヒー、ビールなどは利尿作用があるため、寒冷地では適さないと説明している。

また、寒冷地での作業はエネルギーを多く必要とするとして、食事の重要性を指摘。
受け入れ先に負担を掛けないように、食料を余分に持って行くのが望ましいとした。

時事通信より

投稿者 trim : 2011年04月04日 11:22