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2011年02月12日
アオウミガメのふんではがき
NPO法人日本ウミガメ協議会付属黒島研究所(若月元樹所長)がアオウミガメのふんではがきを作った。
その名もカメとメール(手紙)で「カメール」。
「おそらく世界初」というとても珍しいはがきを大切な人に送ってみてはいかが。
同研究所はアオウミガメが食べる海草や海藻が消化されないままふんに多く含まれていることに注目。
ふんを乾燥させて文京学院大学環境教育センターに送り、学生たちに紙を作ってもらっている。
できた紙は和紙のようなぬくもりで、黒っぽい模様は海藻。磯の香りがする。
50円切手付きで1枚300円。
日本では3種のウミガメが産卵するが海綿を食べるタイマイと何でも食べるアカウミガメのふんでは紙は作れないという。
若月所長は「八重山は世界的にもアオウミガメの貴重な産卵地。『カメール』をきっかけに、環境を考えたり、ウミガメの食べ物に興味を持ってもらえれば」と期待している。
【深沢友紀】
琉球新報より
投稿者 trim : 2011年02月12日 15:46