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2011年01月27日
エコ宿で楽しむ京の旅
京都の複数の宿泊施設が、環境に配慮して簡素なサービスを心がけるキャンペーンを展開している。
洗面用品を減らしたり、連泊客には希望に応じてシーツ交換するなど、水やエネルギーの無駄をなくす取り組みだ。
「京都から新しい旅のスタイルを発信したい」としている。
取り組みを広くアピールしようと環境NGOなどでつくる「京都グリーン購入ネットワーク」(京都市中京区)が呼び掛け、府内19の旅館やホテルが参加した。
キャンペーン名は、「あるがまま」という意味がある「じねんの旅」とした。
各宿泊施設は、ごみ減量や省エネルギーなど同ネットが定めた基準を満たした上で、
▽マイボトル持参の客に茶や水をサービス
▽レンタサイクルを用意
▽料理に京都産や近くの食材を使用
―などを実行する。
客にキャンペーンの狙いと取り組みを印刷したカードを渡し、理解と協力を呼び掛けている。
下京区のホテル「スーパーホテル京都・烏丸五条」では、掃除がいらないという連泊の客に対しては、節水に協力したとのことでペットボトルの水1本をサービスしている。
ホテルの中には、シャンプーやせっけんを小袋ではなくボトルで用意し、くしやコットン類もカウンターで必要分を自ら取っていくシステムにしたところもある。
京都グリーン購入ネットワークは「京都の産業や食文化は自然の恵みを生かしてきた。環境に配慮した新しい旅のスタイルは、京都らしいもてなしと言える」としている。
取り組みを紹介する「エコホテル・旅館フォーラム」が2月2日午後2時から、メルパルク京都(下京区東洞院通七条下ル)で開かれる。
参加費千円。
京都新聞より
投稿者 trim : 2011年01月27日 23:32