« 熊野古道保全 | メイン | クイズで人材育成 »

2011年01月21日

「こころの体温計」


厚木市は日々のストレスや気持ちの落ち込み度合いをパソコンや携帯電話で気軽にチェックできるシステム「こころの体温計」を導入した。
自殺予防対策の一環。

厚木市の自殺者は毎年50人前後を数え、うつ病患者は潜在的な要素を抱えた人も含めて多いという。

セルフメンタルチェックを身近にできることで、うつ病などの早期発見、早期対応にもつながると、治療システムを取り入れた。


こころの体温計は、健康状態や人間関係、住環境など13問について自身が感じていることを4択などで選ぶ。
結果に基づき、市内の相談窓口も紹介される。

県内では相模原市、秦野市、平塚市が導入済みだが、厚木市は全国で初めて家族が身内を気遣う「家族モード」も設けた。

担当者は「自分では気付かなくても、家族の視点を通して、うつ病などの早期発見につながれば」と、多くの人に診断の活用を呼び掛けている。

神奈川新聞より

投稿者 trim : 2011年01月21日 17:56