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2011年01月15日
最先端のエコ技術導入
屋根に太陽光電池パネル、汚れに強い光触媒加工の壁にLED照明――。
川崎市は整備を進めているJR川崎駅東口駅前広場に、環境に配慮した施設を導入する。
最先端のエコ技術を採用することで市が掲げる「環境のまち」をアピールする。
整備は2009年6月から始まり、3月に完成する予定。
現在、地下道になっているバスターミナルへの通路を地上に移し、バリアフリー化するのが主な目的だった。
市市街地整備推進課によると、エコ技術の導入は市民などからの提案がきっかけで、約3億5,000万円かけて整備することになった。
タクシー乗り場の屋根に太陽光パネルを設置し、1日当たり約70㌔㍗の発電が見込まれる。
歩道には保水性のあるブロックを敷き、たまった雨水を晴れた日に蒸発させることで、打ち水と同じ効果が期待できる。
バス乗り場の屋根は赤外線を反射する素材を採用することで、ヒートアイランド防止にもつながるという。
建物の壁などには市在住の藤嶋昭・東京理科大学学長が発見した「光触媒」を塗り、自然光で汚れが落ちるよう加工する。
街路灯や歩道照明には省電力化に効果があるLED照明を使う。
駅前にはエコ技術の説明や太陽光パネルの発電量などを知らせるモニュメントも作り、環境都市をアピールする。
この取り組みで、これまでより年間約23㌧の二酸化炭素が削減できるという。
同課では31日まで、バスターミナルやモニュメントの愛称を募集している。
毎日新聞より
投稿者 trim : 2011年01月15日 18:21