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2010年12月18日
病院カーテンを再生
帝人グループの帝人ファイバー(大阪市中央区)は来年1月から、病院や福祉施設で使用されているポリエステルを使ったカーテンのリサイクルを開始する。
病院などを対象としたカーテンのリサイクルは国内初。
環境志向の高まりを追い風に、リサイクル事業の強化で販売拡大を狙う。
カーテンリース事業を手かげるキングラン(東京都千代田区)が、リサイクル可能なカーテンを病院や福祉施設にリース・販売し、使用後に不要となったカーテンを回収。
これを帝人ファイバーが独自技術を活用したポリエステルのリサイクル法「エコサークル」を使い、再び製品化する。
同社では1999年からエコサークルを展開し、国内外のアパレルメーカーなどと共同で商品開発や回収・リサイクルを行っている。
今回の対象拡大でさらなる拡販を目指す考えで、リサイクル可能なカーテンの販売は、来年度が100万平方㍍、2012年度は150万平方㍍を計画している。
フジサンケイ ビジネスアイより
投稿者 trim : 2010年12月18日 13:32