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2010年12月14日
新校舎の完成前に見学
滋賀県近江八幡市の金田小で市が建設中の新校舎を、同小5・6年生267人が13日、見学した。
「デン(洞窟)」と呼ぶ秘密基地のような小部屋があり、児童は「早く勉強したいな」と来年3月の完成を心待ちにしていた。
新校舎は老朽化した現校舎の南東に建設中で、鉄筋コンクリート造り3階建て延べ1万200平方㍍。
教室と廊下の間に壁がない開放的な設計で、教師が児童の様子に注意を払いやすいという。
一方、常に見られているという息苦しさを児童が感じないよう、ほっとできる場として広さ5平方㍍のデン30室を各教室に併設した。
天井の高さは教室と同じで、遊びや学習に使う。
新校舎はテラス付きの環境学習ルームや太陽光発電設備、雨水タンクを備えた「エコスクール」でもある。
新校舎は来年4月から本格運用するが、卒業予定の6年生も使う機会を3月に設ける。
子どもたちは「広くて楽しそう」「デンは休み時間に入ってみたい」と楽しみにしていた。
京都新聞より
投稿者 trim : 2010年12月14日 18:47