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2010年10月23日
川崎支える企業技術や取り組み紹介
工業都市・川崎を支えている企業の独自技術や取り組みを紹介し、地域の未来を探る生涯学習講座が22日、川崎市中原区今井南町の市生涯学習プラザで始まった。
NPO法人かわさき市民アカデミーの主催。
講座は「地域社会に貢献している川崎の会社と人々」と題し、来年1月までの全10回。
市内に拠点を置く大企業や中小企業の関係者らが講師を務め、自社の独自技術などを紹介する。
キヤノンの開発担当者がデジタルカメラの仕組みについて紹介するほか、聖マリアンナ医科大学難病治療研究センター発のベンチャー企業「ナノエッグ」による化粧品開発のエピソードなどが披露される。
東京電力と市が共同計画している川崎臨海部の太陽光発電所の建設現場や、味の素ライフサイエンス研究所(川崎区)での現地見学も行われる。
初回の22日は、市の伊藤和良産業政策部長が「工都100年を支えた基礎技術と先端技術の将来展望」と題して講演。
かつて公害の街といわれた川崎が産業観光や環境技術の分野で国内外から注目を集めるようになった経緯などを紹介した。
同講座は定員72人で、若干の空きがあるという。
受講料は5,000円。
問い合わせ・申し込みは、同アカデミー電話044(733)5590。
神奈川新聞より
投稿者 trim : 2010年10月23日 17:50