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2010年10月13日
エコテクノ開幕
環境技術を集めた西日本最大級の展示会「エコテクノ2010」が13日、国指定の環境モデル都市・北九州市の西日本総合展示場(小倉北区浅野)で始まった。
15日まで。
今年で15回目。
国内外から232社・団体(昨年246社・団体)が参加した。
主催する財団法人・西日本産業貿易コンベンション協会によると、展示内容はこれまで、公害対策やリサイクル技術が主流だったが、温暖化ガス排出量削減が国際的に注目されるなか、二酸化炭素の発生を抑える低炭素技術にシフトしつつあるという。
このうち、北九州市のブースでは同市八幡東区で本年度から始まった次世代エネルギーシステム構築を目指す「北九州スマートコミュニティ創造事業」を紹介。
同事業には日本IBMやNTT西日本など従来、環境技術とは縁が遠かったIT(情報技術)企業も参加している。
風力や太陽光など再生可能エネルギーを、ITを駆使してより効率よく使用するシステムを模索している。
また、経済発展とともに公害やエネルギー不足が社会問題化している中国を中心に、海外の環境企業16社も参加した。
誘致した日本貿易振興機構(JETRO)によると「中国や韓国でも環境産業が成長しつつあり、高い技術をもつ日本企業との連携を求めている」という。
同会場では九州、中国、韓国による「環黄海経済・技術交流会議」や中小企業テクノフェアも同時に開かれている。
産経新聞より
投稿者 trim : 2010年10月13日 22:56