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2010年09月16日
湧川小跡 観光施設に
学校統合で今年4月に閉校した沖縄県国頭郡今帰仁村立湧川小学校の跡地が、同村の農産漁業を生かした観光交流施設として活用されることが15日、分かった。
非正規を含め50人を村在住者優先で雇用する予定で、年間4億円の売り上げを見込んでいる。
村は「雇用や観光振興など地域活性化に非常に有用な計画と考えている」と期待している。
湧川小の跡利用計画を策定しているのは農業生産法人あいあいファーム(伊志嶺勲社長)。
校舎を活用し、体験学習施設や宿泊施設、レストランなど多様な施設を整備する。
現在、村と同法人で契約内容などについて調整を進めており、早ければ10月にも契約を交わす。
施設のオープン時期は未定だが、整備が進み次第、随時稼働させる。
農業などの体験学習を実施するほか、水耕栽培の加工施設や食品加工場も備え、農産物を直売する。
レストランや宿泊施設もあり、修学旅行や企業向け研修など幅広く対応できる施設とする。
湧川小は児童数の減少などからことし4月、天底小に統合され、跡地利用計画が進められていた。
村が運営業者を公募したところ、8業者から応募があった。
村や有識者などでつくる選定委員会で事業計画などを審査し、同法人の計画が経済効果、雇用効果が高いと判断したという。
琉球新報より
投稿者 trim : 2010年09月16日 16:25